U/W *O.D. GREEN
元ネタは、U.S.ARMYが採用していたM43と呼ばれるヘリンボーン・アーミーパンツです。 M43パンツはサイドについた大きなポケットが特徴的なデザインで、ポケットが高め位置にあり他のカーゴパンツとは異なるスタイルです。 ボタンには、'40~'50年代のアーミーウエアによく用いられていた13スターボタンをウエアハウスのオリジナル鉄製ボタンで再現しています。 13スターボタンは、アメリカ独立時の州の数と同じ13個の星が刻印された鉄製のボタンです。 ボタンフライの比翼部分の内側の布が広めになっているのは、おそらくガスフラップ的な役割を果たしたのではないかと思います。 |
ベルト部をブラックナイロンコードで指定し、ブライアンリベット等のシルバー部をOX(酸化)処理されたモデルは当店の別注です。 ブライアンリベット・バックル等の酸化処理の濃淡は、ひとつひとつ個々の表情を変えるためランダムに仕上がっています。 OXは"OXIDIZED"(酸化)の略で、"OXIDIZED SILVER"はいぶし銀です。 使い込むほどにいぶされた銀の変化(経年効果)が楽しめます。 |
シグネットリングの歴史は古く起源は古代エジプトとも言われています。 英国紳士のファッションは、基本的にシンプルが鉄則とされており華美なアクセサリーなどはNGとされてきました。 英国紳士が唯一しても許されるアクセサリーとして、ヨーロッパ貴族のあいだでシグネットリングは自らの地位を証明する証として広まっていきました。 元々は丸か四角の台座に家紋を掘ったものがシグネットリングと呼ばれ、おもに左手の小指につけられていました。 封蝋のために用いられることもあり、この紋章や印章を押し付けて「この手紙は間違いなく自分が書いて封をしたもの」と示す役割もあったそうです。 14世紀に入ると公文書にはシグネットリングで印を押さないといけないという正式に法律が作られるほど紳士にとって重要なアクセサリーと変化していきました。 シグネットリングはおもに左手の小指ということもあり、メンズのピンキーリング(小指リング)対応サイズとしてUS5・US5.5 をオーダーしました。 ピンキーリングは幸せを招く効果があると言われています。 「幸せは右手の小指から入り、左手の小指から幸せが出ていってしまう」と言われており、ピンキーリングには左手の小指に栓をする役目があるそうです。 |
インポートファッションが入ってきた当初、B.D.といえばこんなサイズではなかったか、というサイズバランスを再現したB.D.です。 基本的なディティールはクラシックフィットと同様ですが、ポケットのディティールをVステッチに変更しています。 CHEST(チェスト/身幅)・YOKE(ヨーク/肩幅)・TAIL(テイル/着丈)はオーバーサイズですが、NECK(ネック/首周り)・SLEEVE(スリーブ/袖丈)はジャストサイズで着ることを前提にサイズを設定しているため、 だらしない印象にはならないB.D.に仕上がっています。 使用するCAMBRIDGE OXFORD(ケンブリッジオックスフォード)は、細番手の糸を用いた薄手のオックスフォード生地です。 |
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